行政書士・FPだからできる売却時のサポート
| ① 相続・名義関連の事前整理 |
| ② 売却に向けた法的・行政手続き支援 |
| ③ 売買契約関連書類のチェック・作成 |
| ④ 不動産会社・士業との連携体制の構築 |
| ⑤ 売却の「目的」と「資金計画」の整理支援 |
| ⑥税金・費用のアドバイス |
① 相続・名義関連の事前整理
不動産売却前に「登記名義」や「権利関係」が複雑なケースが非常に多いです。
行政書士はこの段階で大きな役割を果たせます。
できる業務例:
- 相続人調査(戸籍収集・相関図作成)
- 相続関係説明図の作成
- 遺産分割協議書の作成
- 農地や山林の場合の転用・許可申請
- 外国籍所有者などの在留・署名証明関連の書類整備
② 売却に向けた法的・行政手続き支援
不動産の売却には、行政への届出や許可が必要なケースがあります。
行政書士の得意分野です。
主な業務例:
- 農地転用許可・届出
- 開発行為許可・宅地造成に関わる許可申請
- 建築制限・用途地域などの調査
- 各種許可認可申請
- 公図・地積測量図などの取得・整理
③ 売買契約関連書類のチェック・作成
契約書の内容確認・作成は宅建士業務として、また「まちの法律家」行政書士として、
より安心していただける内容の契約書作成に努めます。
例:
- 売買契約書・覚書・合意書の作成
- 特約条項の文案作成(例:境界未確定、残置物あり等)
- 行政書士の観点による契約書チェックとトラブル防止
④ 不動産会社・士業との連携体制の構築
提携司法書士・税理士等との「ワンストップ型サポート」が構築されているので
「不動産相続→名義整理→売却→納税」までを一気に対応できます。
モデル例:
- 行政書士:相続・許認可・契約書関連
- 宅建業者:査定・販売・契約仲介
- 司法書士:登記関連
- 税理士:譲渡所得税相談
⑤ 売却の「目的」と「資金計画」の整理支援
多くの人は「売る」ことを目的にしがちですが、
「売却して終わり」ではなく、「売却後のライフプランまで見える化する」のがFPの強みです。
具体的な支援内容:
- 売却の目的整理(相続・住み替え・老後資金など)
- 売却後の資金シミュレーション
- 残債がある場合のローン精算・返済計画
- 賃貸 vs 売却の比較提案
- 売却後の資金運用・再投資計画
⑥税金・費用のアドバイス
不動産売却は税金・諸費用の理解が非常に重要です。
FPはここで顧客の「損しない判断」を支えられます。
主な内容:
- 譲渡所得税・住民税の試算
- 3,000万円特別控除、所有期間による軽減税率
- 買換え特例や相続税評価の基礎知識説明
- 仲介手数料・登記費用・測量費などの見積もり整理
※ 税額の「具体的計算」や「申告代行」は税理士業務のため、
FPは「一般的な税制アドバイス」に留め、必要に応じて税理士を紹介します。


