法的に重要な通知の証拠として、内容証明郵便を作成することがありますが
行政書士として、請負契約の解除通知を行うことがあります。
「請負」とは一体どういうことなのでしょう？
人に業務を依頼するという点では、
「雇用」や「委任」など、さまざまな契約方法がありますが
請負契約とは、Aさん（仕事を依頼する人）と、
Bさん（仕事を受ける人）が、ある仕事の完成することを約束して
その仕事の完成ののち、AからBへ報酬を支払うことを約束する契約です。
請負の一般的な例としては
建設会社に家を建ててもらう、デザイナーに商品のデザインを依頼するなどです。
ある仕事の完成という明確な目的があるので、
請負契約は、とてもわかりやすい契約形態ですが、
仕事を依頼する人と、仕事を受ける人の関係が希薄であったり、
業務内容を理解していないケースも多くあり、契約解除となることがあります。
請負契約を結ぶ場合は、業務内容の十分な説明と理解はもちろん、
事前の本人確認や会社情報の調査を十分行うようにしてください。
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